水産養殖研究会

クロマグロ養殖効率化技術の開発

クロマグロ養殖の積極的な展開に資するため、現在海面養殖では未利用の厳しい海象条件の海域に対応可能な生簀及び関連施設の開発、飼育管理の省力化、効率化のための各種モニタリングシステムの開発、飼料 給餌システムの開発を行いました。

事業成果集(PDF:2.5MB)

ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(2013.8.21-23)で成果をポスター展示しました。

 大型浮沈生簀枠+生簀管理装置(斃死魚回収装置)(PDF:1.9MB)

 養魚管理システム(魚体長計測、生簀内魚数計)(PDF:448KB)省力・養殖網水中洗浄機(PDF:825KB)

 環境モニタリングシステム(PDF:499KB)盗難防止システム(PDF:888KB)   全ポスター集は こちら(PDF:4.5MB) から

開発項目

  • 直径30mおよび50m浮沈生簀
  • 水中給餌用飼料給餌システムを用いた湾外養殖の実証
  • 環境モニタリングシステム
  • 盗難防止システム等
  • 生簀管理装置(斃死魚回収)、高効率網洗浄機
浮沈式生簀
クロマグロ沖合い養殖

下の写真の右手に3台の浮沈式養殖生簀(最終的に4基設置)が見える。中央は高知県大月町柏島です。沖合から柏島の基地に環境モニタリングデータを送信しています。

下の写真は3台の浮沈式養殖生簀。左が平成20年度に設置した直径30mの浮沈式養殖生簀。中央が平成21年度に設置した直径50m1号基。右が平成22年度に設置した直径50m2号基。1号基を改良した2号基の構造を特許出願準備中。

下の動画(約7分)は平成22年度に柏島で実施した浮沈実験状況です。